REAL CUSTOM WAH


ビルダー(SHU)が所有していた数十台のヴィンテージ・ワウのうち選りすぐった1台のVOX V-846のサウンドを元に製作され、しかも内部3つのトリマーで掛かり方(BITE感やトーン)を微妙にコントロール出来る様に現代的にもアレンジされているのはまさにプレイヤー向け。
また、アウト・バッファーを内蔵しており、それを外側からON/OFF出来るので同時に使用する歪み系エフェクターとの絡みを考えながらベストマッチなセッティングが可能であり、レコーディング時等はバイパスでといった使用方法も簡単に出来ます。
驚くほどノイズがなく、ワウ感は本物のヴィンテージVOXで、太い中にも切り込む様なシャープさはまさに絶品であり、タフネスな筐体&繊細なサウンドメイクにお茶目なロゴマークと3拍子揃った究極のワウです。
LEDありLEDなしが選べますが価格は変わりません。当店大オススメのワウ!!

REAL CUSTOM WAHは所長が所有する幾つかのV846のベストチョイスを元にしてサウンドメイクされてます。
何故?イマドキの流行のクライドマッコイtypeではないのか?
幾つか理由があります。まず、クライドマッコイtypeだと、ギター単体でのサウンドは良いものの、バンドアンサンブルの中で使用すると、どうもモグると言うかマイルド過ぎてアンサンブルの中に埋もれてしまう事があるからです。
かといって現代的なワウだとキョリキョリして存在感は在るが、色気が足りない。

また、クライドマッコイtypeはフレーズに対するレスポンスが遅れる事があり、SRV的速いパッセージ等では追従性が悪く感じる事があります。
更に言うのなら、JimiHendrixはクライドマッコイワウを使用していた…と言われてますが、どうも音源を聞く限りではV846なのではないかな?と思われます。と言うのも、クライドマッコイワウはロンドンの老舗・サウンドシティで発売されました。クラプトン・ジミ・ジェフベック等の新鋭ギタリストが使いはじめるのですが、もっとサウンドをシャープにと言う要望から、数年後販売されたのがV846と言う経緯が在ります。新鋭ギタリスト達の要望とアンプのハイゲイン化(今となっては大した事はないがw)によりV846がもてはやされたのは言うまでもありません。

再現にあたり、クライドマッコイ・V846を始め、60年代JENや70年代初期のJEN等ありとあらゆるワウを試奏しました。
その中で一人のコレクターから修理で託されたV846、これが実に最高のサウンドでした。
もちろんコレクターも大切に扱っていたものですが、懇願して(笑)なんとか自分のものにする事が出来ました。
そこから研究を重ね、苦労したのは太さの中にシャープさを同居させる事でした。
クライドタイプワウは何度も製作し、マイルドで柔らかい効き具合を再現する事は比較的容易にできたのですが、両立、となると、難しい…
更に、シャープさにも関連するのですが、速いパッセージに合わせ、踏み戻しを繰り返すような使い方で(SRVモンタレーのVoodoo Chileのエンディングのような…)しっかりフレーズに追従するレスポンスまで再現するのは至難の業でした。
結果的に現在の仕様は、手巻きインダクタ(見本写真とは異なります)&ポットはSHUの鬼の子のクラロスタットポット、もしくはCTS特注のポットをヒアリングしながら組み上げています。

自分のコレクションを切り崩しつつ、作るものですので、あまり作りたくない製品でもあります(爆)


バッファは付けてありますが、SRVのようにクリーンにしつつ、ワウの掛かり具合が甘くなった状態等を再現する際は、FUZZモノなどの方を加工した方がベストな場合も在ります。その点もご相談に乗りますよ。



筐体サイズは市販JIM DUNLOP製品と同じです。

電源 9v 006P 9Vバッテリーのみ
受注生産品 バッファ有・無 LED有・無 仕様変更可能
(LED取り付け不要の場合は高耐久Carling製スイッチを使用)



OPEN価格
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